モデル・タレントとして活躍する谷まりあさん。
日本テレビの人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』では、「出川ガール」として出川哲朗さんとのロケで大活躍。その明るいキャラクターと語学力を武器に、幅広い層から支持を集めています。
そんな谷まりあさんの名前を検索すると、なぜか気になる予測ワードが――
それが「谷まりあ 大学6浪」

「えっ、あの谷まりあさんが6浪したの!?」
と驚いた人も多いのではないでしょうか?かく言う私もその一人。検索サジェストに出てくるこのワード、果たして本当なのでしょうか?
ということで今回は、「谷まりあさんは本当に大学6浪していたのか?」
このネットの噂の真相を、しっかり調べてみました!
谷まりあ・大学6浪の真相は?
結論からお伝えすると、谷まりあさんが6浪したという事実は一切ありません。
実際には、高校卒業後に1年間の浪人を経て、早稲田大学商学部に進学しています。
出身高校は千葉県の「専修大学松戸高校」。難関大学を目指す学生も多い学校です。谷さんは現役合格を逃したものの、1年の努力を経て早稲田大学に一般受験で合格。
つまり、“6浪”という情報は完全な誤情報であり、本人も複数のインタビューで「1浪して早稲田に合格した」と明かしています。
ではこの「谷まりあ 大学6浪」という予測キーワードはどこから生まれたのでしょうか?
「大学6浪」はなぜ生まれた?
きっかけは6浪アナウンサーとの共演
「谷まりあ 大学6浪」という噂はテレビ番組で6浪のフリーアナウンサーとの共演がきっかけによって広まったものでした。
2024年3月18日に放送されたテレビ朝日「激レアさんを連れてきた。」という番組で、6浪の末に大学に入学したことで話題になったフリーアナウンサー・原千晶さんと共演。
その時に番組内で、1浪経験のある谷まりあさんが原アナにツッコミ、笑いを誘う場面がありました。
「1年目はE判定だったが、5浪目にはB判定になった」という原アナの発言を受け、「だいたい1浪の時にB判定ぐらいまでいきます」と自らの経験を口にして笑いを誘いました。
この1連のやり取りにより、本来1年間の浪人経験のはずが6浪と誤解されてしまうきっかけになってしまったと考えられます。
拡散の原因は検索サジェストの誤解誘導
「谷まりあ 大学6浪」というワードが広まった最大の原因は、検索エンジンのオートコンプリート機能(検索サジェスト)にあると考えられます。
特に話題性の高い人物には、誤情報やネタ的なワードが紐づけられやすく、結果として「6浪」というありえないフレーズが目立つようになった可能性があります。
誰かが勘違いや面白半分で入力した情報が拡散され、そのまま“検索予測”として残り続けた可能性が高いと考えられます。
谷まりあ・浪人期エピソード3選
ここからは谷まりあさんの浪人期のエピソードをご紹介していきます。
浪人期は芸能活動を中断し、受験勉強に専念
谷まりあさんは中学生の時から芸能活動に取り組まれていますが、浪人期は受験勉強に専念するために芸能活動を一時中断されてます。
しかも合格していた私立大学があったにもかかわらず、早稲田大学に再挑戦する道を選ばれました。
勉強をやめたいならやめられる。でも、何かを諦めたのに芸能界でうまくいくかというと、そんな甘いはずはない。受験は人生の通り道の一つだと思った時に、ここで諦めたくないと思いました。
出典:女友達の中で浪人は私だけ…モデル・谷まりあさんの受験:朝日新聞
こう語る彼女の姿勢からは、強い信念と責任感が感じられます。
自らの可能性に妥協せず挑み続ける姿勢は、多くの人に勇気を与えてくれますね。
合格のために1日10時間の猛勉強を継続
浪人時代、谷まりあさんは毎日10時間以上の学習時間を確保して、早稲田合格を目指して勉強を続けました。
周囲の友人たちが華やかに活躍していく中、彼女は「芸能事務所にも通わず、学校にも所属していない。自分は何者でもない」と感じ、孤独や焦りを覚えることもあったそうです。
しかしその苦しみを乗り越えた経験は、谷さんにとってかけがえのない財産になったようです。
「他人と比べず、自分に集中するという技を身につけたような気がします。あの経験があったからこそ、芸能界でも誰かと比べることをしなくなりましたし、目標は自分の中にしかなくて、”昨日自分よりいい自分になりたい”とかそういうスタンスになれたのかなと思います」
出典:谷まりあ「あの経験があったからこそ、芸能界でも誰かと比べることをしなくなった」浪人時代のエピソード語る | テレ東・BSテレ東の読んで見て感じるメディア テレ東プラス
という言葉には、人生を通して身につけた“自己肯定感”の強さがにじんでいます。
浪人期のストイックな生活が、今の芯のある魅力につながっているのかもしれません。
息抜きは毎週日曜日に遊びに出かけること
そんな谷まりあさんにも、しっかり“息抜き”の時間がありました。
浪人中、毎週日曜日だけは絶対に勉強をせず、リフレッシュにあてる日と決めていたそうです。
その日は友達と出かけたり、ファッションイベントを見に行くことで気持ちをリセット。
ある日、雑誌『ViVi』のファッションショーを観に行った谷まりあさん。その時になんとモデルとしてスカウトされるというサプライズまで!
当初は「受験が終わるまではできません」と断ったそうですが、後に正式にオファーがあり、見事ViVi専属モデルとしてデビュー。
努力と運を味方にした、まさにドラマのような展開です。
まとめ
インターネット上で見かける「谷まりあ 大学6浪」という噂は、まったくの誤解であり、実際には1年間の浪人を経て早稲田大学商学部に進学したことが明らかになりました。
芸能活動を一時中断してまで勉強に集中し、自らの信念を貫いた谷まりあさんは、まさに芯のある努力家。その姿勢は、受験に向き合う学生や、何かに挑戦するすべての人の背中を押してくれるはずです。
一見、華やかに見える芸能界の舞台裏で、彼女は地道に努力を積み重ねてきました。
そして浪人時代は単なる受験準備ではなく、“自分を見つめ直し、成長するための大切な時間”でもあったようです。
谷まりあさんのように、「夢を叶えるために今できることに全力を尽くす」姿勢は、どんな時代でも色褪せることのないメッセージ。これからも彼女の活躍に注目していきましょう。
コメント