佐野海舟の”すごさ”を初心者向けに解説【サッカー日本代表】

6月5日、6月10日に行われたサッカーW杯アジア最終予選の日本代表に選出された佐野海舟選手。しかも2試合両方でスタメン出場を果たしています。

サッカー界での注目度が高まる中での彼の選出には賛否両論ありましたが、所属チームでの活躍が証明する通り、「日本代表に必要だ」と考えるファンの声も少なくありません。

この記事では、佐野海舟選手の経歴や個人成績に加え、”プレー面でのすごさ“を初心者向けにわかりやすく解説していきます。

佐野海舟：驚異のキャリアと成績

佐野選手は、2025年に入ってから急激に注目を集めるようになった選手です。日本でプレーしていた頃からその実力は注目されていましたが、ブンデスリーガへの移籍後急速に成長し、再び日本代表に選ばれるという大きなステップアップを果たしました。

佐野選手の経歴を以下にまとめます。

経歴を見ると、どの所属チームでも常に試合に出ていることが印象的です。チームの主力になって活躍し、23歳という若さで日本代表に初選出されています。かなり花形なキャリアと言えるでしょう。

チームが変わってもなぜここまで継続して試合に出場し、さらに中心選手として活躍できるのでしょうか？

ここから佐野選手のプレーの”すごさ”に迫っていきます。

佐野海舟の “プレー面のすごさ” 3選

佐野選手のポジションは守備的なボランチ。日本代表だとキャプテンの遠藤選手や守田選手と同じポジションになります。

彼のプレーの特徴はなんと言っても「相手のボールを奪う力がすごい！」

またボールを奪ったらそのまま相手のゴールに迫り続けること、それを何度も繰り返す豊富な運動量も彼の魅力です。

↓彼の特徴が出たYoutube動画をもとに、それぞれのすごさを詳しく見ていきます。

相手のボールを何回も奪う

佐野選手の最大の特徴は、相手選手からボールを奪う能力です。彼の守備力は圧倒的で、試合中に相手選手からボールを奪うシーンが非常に多いです。

佐野選手のボール奪取の能力は数字としても表れています。

相手のパスをカットする「インターセプト」数ではドイツリーグで1位となっています。さらに相手と対峙する「ドゥエル」においてもリーグ最多の勝利数を記録しています。

出典：佐野海舟が“今夏のマインツの目玉”？ 移籍噂のなさを不思議がる現地誌 | Goal.com 日本

ボールを奪ったらそのまま相手ゴールにせまる

単にボールを奪うだけではなく、その後のプレーも見逃せません。ボールを奪った後、即座に攻撃に転じるスピードと正確さが彼の突出した強みです。

特にカウンター攻撃を仕掛ける際には、ボールを奪ってからの素早いパスやドリブルが相手を圧倒します。

ボールを奪うことが得意な選手もいますが、「ボールを奪うだけじゃなくて攻撃にも繋げられる」というのが、他の選手と比較したときの彼の強みとも言えます。

めちゃくちゃ走る

佐野選手は、試合中の運動量が非常に豊富で、90分間ずっと高いレベルでプレーし続けます。

サッカー選手は1試合で平均10 kmほど走りますが、佐野海舟選手は平均で11.5 kmほど走ります。

34試合で394kmという走行距離はドイツリーグトップの記録となっています。

守備だけでなく、攻撃にも積極的に参加し、攻守の切り替えが非常にスムーズです。これにより、チーム全体の動きが活性化し、試合の支配力を高めることが出来るのが彼のすごいところです。

日本代表で試合に出られる？管理人の考察

結論から言うと、佐野選手がW杯で試合に出場する可能性は十分にあると考えられます。

アジアでは敵なしの日本代表ですが、W杯では強豪国が多いため攻められる時間帯が長くなり、守備に追われることが予想されます。

その時に佐野選手の強力な守備力と高い運動量は非常に重宝されるでしょう。

また攻撃力にも期待がかかります。防戦一方の試合ではボールを奪ったらすぐに相手ゴールに迫る「カウンター戦術」が非常に有効です。

その時に佐野選手の「ボールを奪うだけじゃなくて攻撃にも繋げられる」いう特徴はまさにこの戦術とマッチしており、攻守のバランスを取る非常に重要な役割を果たせるポテンシャルがあるでしょう。

まずは6月5日、6月10日に行われる試合でのプレーに注目です。パフォーマンス次第では、今後の試合でスタメンに名を連ねる可能性も十分にあります。

まとめ

佐野海舟選手は、その経歴や個人成績から見ても、非常に高い実力を持つ選手であることが分かります。プレーの面でも、ボール奪取能力や運動量、攻守の切り替えの速さが光り、今後の日本代表において重要な役割を果たすことが期待されます。

賛否がある中での選出ですが、今後の佐野選手の活躍に期待です。