「富栄ドラム しゃべらない理由」とは?過去に出演したドラマが関係していた!

タレント

元・大相撲の力士で、現在はバラエティ番組やYouTubeなどを中心に人気を集めている富栄(とみさかえ)ドラムさん。その風貌と人懐っこいキャラクターを武器にタレント・俳優・インフルエンサーなどマルチに活躍しています。

しかし、最近ネット検索で目立っているのが「富栄ドラム しゃべらない理由」というワード。

バラエティ番組や自身のSNSではよくしゃべっている印象があるのに、なぜ「しゃべらない」と話題になるのでしょうか?

その謎の背景には、彼が出演した人気ドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』での役柄が深く関係していました。

「富栄ドラム しゃべらない理由」とは

過去に出演したドラマが関係していた!

「富栄ドラム しゃべらない理由」と検索されるようになった背景には、2023年に放送された大ヒットドラマ『VIVANT』での役柄が大きく影響しています。

同作で富栄ドラムさんは、「ドラム」という名前のキャラクターで出演。

舞台はバルカ共和国という架空の国。阿部寛さん演じる公安捜査官・野崎守の現地協力者という重要な役で、偵察、移動手段の確保、物資の調達などをこなす頼れる存在として描かれました。

この「ドラム」というキャラクターの最大の特徴が“一切しゃべらない”という点です。これが「富栄どらむ しゃべらない理由」の発端になりました。

実際には、彼が「しゃべらない人」なのではなく、“しゃべらない役を演じていた”だけなのです。

作中では音声翻訳アプリを使ってコミュニケーションを取る

富栄ドラムさんが演じた役は、「日本語を理解できるが、話すことができない」という設定でした。そのため、会話の際はスマートフォンの音声翻訳アプリを使って意思疎通を行い、セリフはすべてアプリの合成音声によって伝えられるスタイルが採用されていました。

作中で富栄ドラムさん本人の肉声は一切使われず、セリフの代わりに表情や身振りで感情を伝えるという演技が求められました。その結果、無言ながらも印象に残るキャラクターとして、視聴者の注目を集めることになりました。

↓ファンイベントにて音声翻訳アプリを使ってインタビューに応じるドラムさんの動画になります。

【VIVANT・ドラム】ファンイベントに登場 阪神タイガースの優勝に「さすがだね。おめでとう」 【独占取材】
連続ドラマ「VIVANT」で、鍵を握る人物「ドラムさん」が、ファンイベント「『VIVANT』ドラムに会いに行こう! in ラゾーナ川崎プラザ」に登場しました。▼TBS芸能情報ステーション公式X▼TBS NEWS DIG 公式サイト

その独特な設定と演出によって、「なぜドラムはしゃべらないのか?」「本当に話せない人なの?」といった疑問がSNSなどで拡散し、「富栄ドラム しゃべらない理由」という検索キーワードとしても広まっていったのです。

しゃべらない設定になった理由3選

演技経験が浅く自然に言うのが難しかった

もともと富栄ドラムさんは、ドラマのエキストラオーディションに参加したのがきっかけでした。ところが、その存在感が監督の福澤克雄さんの目に留まり、異例のレギュラー出演が決定。

当初はセリフも用意されていたそうですが、カメラの前で自然にセリフを話すことに苦労し、違和感が出てしまったそうです。

富栄ドラムさんは、ドラマ出演当時、演技経験がほぼなかったといいます。ドラマの現場は時間も限られている中で撮影が進むため、「いっそ話さない設定に変えてしまおう」という判断が下された可能性があります。

声が監督のイメージと違った

監督の福澤克雄さんがイメージしていた声と違っていたこともしゃべらない設定になった理由の1つになっています。

富栄ドラムさんはとても爽やかで、優しくて綺麗な声をされています。

一方、作中の「ドラム」は現地の公安の方の役であり、福澤監督はもっと図太い声をイメージしていた可能性があります。

そこで福澤監督が富栄さんを見て「しゃべらないほうがキャラとして引き立つ」と感じたのではないか、という声もあります。

実際、「言葉を発しないことで逆に存在感が際立つ」という演出は、サスペンスやミステリードラマでよく使われる手法でもあり、ドラムというキャラクターがミステリアスで信頼できる協力者として映る効果もあります。

海外ロケの滞在時間が限られていた

制作側の事情として、富栄ドラムさんの海外ロケでの滞在日数が限られていたことも、セリフを削る理由の一つだったとされています。『VIVANT』の一部シーンはモンゴルなどの海外ロケで撮影されており、現地の撮影期間も2カ月だったという情報もあります。

演技指導に時間をかけることが難しい中で、スムーズに撮影を進めるため、セリフのある演出を避け、スマホ翻訳アプリで会話するという設定にしたことで、現場の効率を上げながら演技の違和感も解消するという“一石二鳥”の方法が採られた可能性があります。

結果として、「しゃべらない」という設定は視聴者の印象に強く残り、ドラムというキャラクターを語る上で欠かせない個性となりました。声を担当した林原めぐみさんの存在も話題となり、「あのアプリの声、誰?」「声が優秀すぎる」などSNSでも注目を集めました。

実際の声は綺麗で優しい(動画あり)

富栄ドラムさんがラジオに出演して発言してる動画がYoutubeに上がっています。

↓動画40秒当たりで話すシーンがあります。

VIVANT【富栄ドラム】ラジオで初の生声披露「役作りで参考にしたのは…」
TBS日曜劇場「VIVANT」に“ドラム役”で出演していた富栄ドラムさんが、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」に登場し、ドラマでは一言も発せられなかった生声を【初披露】しました。TBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』毎週月~木曜日8...

実際の富栄ドラムさんは、テレビやネット番組ではとてもよくしゃべります。テンポのよい受け答えや、軽快なツッコミ、元力士ならではのユーモアあふれるトークなど、むしろ「しゃべるのが得意」な印象すらあります。

自身のYouTubeチャンネルでもトーク力を活かした動画を多数アップしており、ドラマでの「無口キャラ」とはまったく違う一面が見られます。これはまさに「役作り」がしっかりしていたからこそ、多くの人が勘違いしたという証拠でもあります。

まとめ :しゃべらないのは“演技”、本人はとってもおしゃべり!

「富栄ドラム しゃべらない理由」という検索キーワードは、ドラマ『VIVANT』でのキャラクター設定によるもの。実際には、本人がしゃべれないというわけでは全くなく、むしろ話し好きで明るく社交的な人物です。

演技経験が浅かったことや、監督の演出意図によって「しゃべらないキャラクター」となった富栄ドラムさん。しかし、それが逆に彼の存在感を際立たせ、結果的に話題となったのは事実です。

今後、彼が他の作品でどのような役柄を演じるのかも楽しみですね。「今度こそしゃべるのか?」と注目される中、次の出演作にも期待が高まります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました